お父さんは死んでからもすごかったです。
亡くなってしまったことは仕方ないことです。どうしようもできませんし皆通る道です。
お父さんが僕にしてくれたように僕もお父さんにします。お父さんは全ての責任を取ってくれました。なので僕もそうします。
葬式やこれからの作業など最後の最後ケツは俺がふくから安心しててくれ。そう思って色々と作業していったんですが葬儀屋にはもうお金があずけられておりほとんど出すこともできませんでした。
僕はある日尊敬する人に言われたことがあります。
これをやっていくんは最高なんやけど死んだらどうするん?
死ぬことをそんな身近にとらえてはるんやなと死んだ後のことをもう考えてはるんやなと感銘をうけたことがあります。
ただ、お父さんもそうだったようです。お父さんはみんなに迷惑をかけたくなかったのでその時の為にもう行動をしていたようです。
金庫の番号とか大事なものの場所とかは僕はあえて聞いたことがなかったです。言いたい時に言うもんやからそんなん聞かなくていいしなんせお父さんを尊重してました。お父さんが決めたことなんやからそれがいいと思っていました。
金庫も無事あくのですが僕と妹の事を本当に思って、お母さんの事を愛したお父さんだったんだなと誰が見てもわかるようでした。
友達や知人の方には僕のことを自慢の息子といつも話してくれており長男やからといっぱい期待してくれていたようです。
お父さんは6人兄弟の末っ子なので余計に長男に憧れがあったのかもしれないですね。
ただ、僕にはそんなこと一切言わなかっただすよ。押し付けられたことはありません。それがお父さんのすごいとこやなと思います。
葬式や保険、銀行、家などの処理できるとこまで全部やりました。
まだまだお父さんみたいに立派ではないですがこれからどんどん自己練磨して近くに行けたらなと思います。
お父さんは本当にすごい。
そういえばお父さんあての手紙を昔に見たことがあります。
部下からの手紙でした。
僕は本当は〇〇さん(お父さん)に教えてもらいたかったですという内容の文が200文字くらい書いてあり子供ながらにお父さんさすがやなと思っていました。
お父さんはすごいです。
立派です。
お父さんにはもう会えないんやなぁと書きながら思っていました。お父さんはお母さん(妻)を早く亡くしておりやっと天国で再開です。
その時はどうなるんやろ?お母さんは32歳とかで亡くなったんですがお父さんは68歳。その時おじいさんと32歳のお母さんが会うわけですからどうなるんですかね?(笑)
死んだ後の事も考える本当にかっこいいお父さんです。
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