コロナショックのストレスから自分と向き合う~良いストレス悪いストレス~




新型コロナウイルスのパンデミックが引き金となって発生した暴落(コロナショック)を経験して感じたことなどをつらつら書いていこうと思います。
自分に向けた備忘録になりますので内容は・・・。
この暴落での経験はいつの日か自分の財産になると思い記録をしながら自分と対話しながら記事にしました。

今回の暴落は僕にとって過去最高のストレスを感じる経験となった。

現在2020年4月9日。株式市場は暴落からの反発局面にあるがこの暴落が終わったかどうかはまだわからない。
今後2番底に向かうかもしれないし量的緩和や原油価格の戻り、新薬の開発で一気にリスクオンになり爆上げしていくかもしれない。
こんなに実経済が痛んでいるのでそんな簡単に上げるとは全くおもってないけど。
なんせ今回のことは誰も経験をしたことのない出来事だ。
過去のデータを引き合いに暴落を検証したりして備えていた時から違和感はあったが、毎回の暴落は内容が異なる。
だから過去のデータばかりに引っ張られすぎてはいけない。
すごく役に立つけど何の役にも立たない。
でも実はすごく役に立つ。
そんなイメージだ。

何を言っているのだろう。

まだまだ世界的には感染者数は増えており日本でも緊急事態宣言が発令され自粛ムードは更に加速。
様々なお店が臨時休業。町中から人が消えた。
もちろん全然歩いてる人はいるけど、今まで生きてきた中で一番町に人がいない事は明らか。
Twitterやインスタではそのような投稿があふれてる。
だからと言って旅行にいけるわけでもなく予約が取れない名店にいけるわけでもない。
旅行はもちろん恐ろしくて行けない。
自分の働く職場の仲間にも外に出るな!人に会うな!と言っておいて自分がそんなことをするほど無責任ではないし、自分がもし無症状で感染していた場合誰かに移してしまうのが恐ろしい。もちろん自分が感染することも恐ろしい。
予約の取れない名店はまだまだ予約がとれない。
臨時休業している店舗もあるが次亜塩素酸水の噴霧などで営業していて予約がキャンセルになっても待っている誰かがすぐに手を上げる。
強い店は強い。
でもみんなビビりながら店を開けビビりながらお店に足を運んでいる感じだ。

僕が働く職場も臨時休業をしている。
僕の尊敬する素晴らしい経営者が引っ張るグループなだけあってダメージを最小限に抑えられている。
ダメージはもちろんくらっているが体力もまだまだあり心配するような事は今のところおきていない。
だが体力のない同業他社はかなり厳しい状態にある。
同業他社の店舗の撤退なども聞くようになってきた。
本当に備えは大切だと身をもって経験している段階だ。
明日は我が身、更に引き締めようと思う。

株式市場でのストレス

そんな僕自身もダメージをくらった。
資産構築を13年ほどしてきているので大ダメージをくらいながらも実生活に問題は全くなく今まで通り生活できている。
数十年は今の贅沢すぎる生活を維持できる貯えもある。
生活コストを抑えればおそらく命が尽きるまでの貯えがある。
それでも今回の暴落で感じたストレスは凄まじいものがあった。
僕はこの暴落の初期段階で食中毒になった。
今思えば暴落でのストレスが自分では気づかないうちに体に出ていたのだろう。
普通なら何もならないような事で食中毒になったのだ。
発熱もして動けなくなった。
これが3日ほど続いた。
実はこの時、自分がコロナなのではないかとビビっていた。(まだ国内の感染者が100人いなかった時期だと思う)
回復してから3日後また同じ症状になった。
そして蕁麻疹も食中毒と時を同じくして出ていた。
僕はスポーツジムで虫にさされたんだろうと思っていたので1週間以上それがストレスによるものだと気づかなかった。
そう。僕は何を隠そうストレスに超絶強いのである。
基本気づかないのだ。
でも身体は正直だった。
ちなみに僕は身体も強い。仕事を休んだことがここ十数年で1回くらいしかない。
なので相当なストレスだった事がうかがえる。
今思えばこの暴落の初期段階で髪の毛もめちゃめちゃ抜けた。
僕は毛が生える薬を飲んでおり、「ちょっときてるんちゃう?」ってとこからボーボーになるまで髪の毛が復活している。
なので、生え変わる時期なのかなぁとか危機感のないことを言っていたことを覚えている。
ちなみに抜け毛は間違いなく過去最大の量だった。
浴槽が恐ろしいことになっていたし、ドライヤーをしても永遠に抜けるのではないかと思えるほど抜けた。

何度も言うが僕は本当にストレスに強い。
理由は今までストレスやプレッシャーと戦って逃げた事が22歳のころから1回もないからだ。
(それまではびっくりするくらい逃げてました。話が逸れるのでその話はまたの機会に)
もちろん、もともとそういう身体なのかもしれない。
そして今回の暴落でくらった資産額の減少は過去に経験したものより小さいものだった。
だからそんなにストレスを感じていると思っていなかったのだ。
もちろん暴落の後半戦は見たこともない下落幅でいつ終わるかもわからなくなり恐怖を感じた。
それでも過去の暴落でくらった金額のほうがでかかった。
ただ、あの、終わりがこないのではいかと思わせる恐怖はものすごいものがあった。
資産が0になるんじゃないかと本気で思えるくらいだった。いや、ほんまにそう思えるスピードやったんやで。
そんな中もちろん仕事はしていた。
おそらく誰も僕がそんなにストレスを感じている気づいていなかったと思うし僕も仕事にそのような事を持ち込む事もしない。
でも本当にきつかった。
今後の投資スタンスを見直すいい機会になった。
僕は現金を持たないようにしていたが、現金の保有を決めたし、キャピタル狙いの口座しかもっていなかったが、インカム用の口座も作った。
パフォーマンスを追いかけることしかしていなかったのに安心をつくろうとしている。
最悪資産が目減りしても配当で暮らしていけるから大丈夫といえる安心できる領域をつくろうとしている。
現金で安心を買っていこうとしている。
この変化は今までの僕からすれば考え難い変化だ。
どちらが良い悪いとかではなく、僕は自分と対話をして自分の最善の選択をしようとしている。
おそらく年齢を重ね背負うものが大きくなり価値観も変わってきたのだろう。
今回の暴落はストレスと体調不良で集中ができなくなり身動きが取れなくなってしまっていた。
その為、暴落時はいったん全部放り投げるというルールも付け加えようとしている。
(その条件を過去のデータから導き出そうと研究している。)
今までは暴落時にそんなことになったことはない。
分析もできたし今後の戦略も考えられた。でも今回は違った。
そもそもキャピタル狙いの投資期間を短くしようとも考えている。
リスクとリターンを小さくしようとしている自分がいるのだ。
(ちなみにそれでも一般の投資家の方より大きいリスクをとっているのは間違いないが・・。)
これは自分が本業で得るキャッシュフローが大きくなっていることも要因の一つだと思う。
それでも今回の暴落は過去1番のストレスだった。
本当に背負うものが大きくなったんだと思う。

本業でのストレス

そしてその後、株式市場が落ち着いてからは本業でのストレス。
本当に株式市場は先行指標だと感じた。
株式市場が落ち着きだしてから実社会でもコロナについてよく話されるようになったし、実経済にダメージが加わっていることが目に見える形でわかりだしていた。
もちろん僕の本業にも影響が出だしていた。
その為、本業でのストレスもとてつもなく大きくなった。
先行きの見えない状況、初めての出来事に対応を追われた。
今決定したことを1時間後に手のひら返しすることもあった。
とにかく今の最善を探し判断、行動していった。
昔なら僕1人のことだけなのでストレスも小さかった。
だが、今は違う。
200人を超えるスタッフが共に働いてくれている。
そしてその奥にはそのスタッフの家族や仲間もいる。
彼らが人生を預けてくれている以上、彼らを路頭に迷わすことは絶対にしてはならない。
もちろんそれ以外に僕自身が抱えているものはとても大きくなっていたのだ。
そのことがあり大きなストレスを全身で受け止めているのだと思う。
実際ここ2週間は株式市場と共に資産も回復しているが全然寝れない。
すぐ目が覚める。

ただ、こちらのストレスは全く悪いものではないと感じている。
ストレスやプレッシャーは大きくて当たり前でそれに耐え、昇華させるようでなければこの場所にいてはならない。
なので良いストレスだと感じている。

株式市場でいただいたストレスは無駄にいただきすぎたため調整したが、本業でのストレスはまだまだ大きくしていきそれを昇華できる男でいたいと思っている。

つらつらとコロナショックを振り返りながら書き出してみた。
書きたいことはもっとある。
書きたいというか整理しておきたいという感じだ。
ただ、今回はここらへんにしておこう。

世界的にコロナウイルスの感染者数はピークアウトしていくように思える推移をしている。だが第二波や三波もあるかもしれない。
毎年流行するウイルスになるかもしれない。本当にどうなるかわからない。
亡くなられた方もたくさんいる。早く終息することを本当に願うばかりです。




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ABOUTこの記事をかいた人

借金地獄から仕事×株式投資で資産億越えを達成した株式投資家。 en株式スクールを設立し株式投資の可能性と素晴らしさを発信中。 仕事×株式投資=幸福人生‼